とりあえず

生きてマース
もう半年近く書いてなかったんですね。
昨年の秋くらいから、尋常じゃないくらい忙しくなって、原因不明の頭痛が起きるくらいやり過ぎてました。
明元素10カ条
の第7条に「病氣になったらゆっくり休め 一病息災 陽転思考」というものがあります。

この明元素は、講師として教えに行っていた専門学校で毎朝唱和していたのですが、この年齢になるとなるほどと思うことが多かったです。

僕は生きています。

Androidの開発環境

Androidの開発実習を行う場合に、簡単に配布できる開発環境を作るメモです。
これはWindows Vistaで確認しています。

Androidの開発には次のものが必要になります。

ディレクトリ構成は次のようにしました。

AndroidDev
├─android-sdk-windows-1.5_r3
├─eclipse
│  ├─configuration
│  │  └─.settings
│  │      └─org.eclipse.ui.ide.prefs
│  ├─dropins
│  ├─features
│  │  ├─com.android.ide.eclipse.adt_0.9.1.v200905011822-1621
│  │  └─com.android.ide.eclipse.ddms_0.9.1.v200905011822-1621
│  ├─jre
│  ├─p2
│  ├─plugins
│  │  ├─com.android.ide.eclipse.adt_0.9.1.v200905011822-1621.jar
│  │  └─com.android.ide.eclipse.ddms_0.9.1.v200905011822-1621.jar
│  └─readme
└─workspace
    └─.metadata
        └─.plugins
            └─org.eclipse.core.runtime
                └─.settings
                    ├─com.android.ide.eclipse.adt.prefs
                    └─com.android.ide.eclipse.ddms.prefs

JRE

実習用PCには、JREが入っていない場合も考えられます。
また入っていたとしても、AndroidSDKの要求する1.5より古いバージョンが入っていることも考えられるので、簡単開発環境にもJREをつけていくことにしました。
JRE自体は、実際に開発を行っているPCにインストールされているものを使います。
僕のPCには「C:\Program Files\Java\jre6」に入っているので、このjre6ディレクトリを「AndroidDev\eclipse\jre」としてコピーしました。

Eclipse

今回は最新のGalileo環境を使うことにします。
Android\eclipse」に展開しました。

AndroidSDK

こちらも、最新バージョンであるAndroidSDK1.5 R3を「AndroidDev\android-sdk-windows-1.5_r3」に展開しました。

ADT

AndroidEclipseプラグインも含めるようにします。
既に開発しているPCのEclipse環境から次のファイル/ディレクトリをコピーします。

設定ファイルの修正

ADTにAndroidSDKの場所を教えたり、workspaceの場所を相対パスで指定するために、次の3つのファイルを作成/修正します。

org.eclipse.ui.ide.prefs

起動時にworkspaceの場所を相対パスで指定するために、次のような内容でファイルを作成します。
このファイルは「AndroidDev\eclipse\configuration\.settings」に置きます。

#Tue Sep 08 15:38:45 JST 2009
RECENT_WORKSPACES_PROTOCOL=3
MAX_RECENT_WORKSPACES=5
SHOW_WORKSPACE_SELECTION_DIALOG=true
eclipse.preferences.version=1
RECENT_WORKSPACES=..\\workspace

Eclipse起動時のカレントディレクトリは「AndroidDev\eclipse」になりますので、RECENT_WORKSPACESにworkspaceディレクトリへの相対パスを指定しています。

com.android.ide.eclipse.adt.prefs

ADTにAndroidSDKの場所を指定します。AndroidSDKも相対パスで指定します。
このファイルは「AndroidDev\workspace\.metadata\.plugins\org.eclipse.core.runtime\.settings」に置きます。

#Tue Sep 08 15:16:11 JST 2009
com.android.ide.eclipse.adt.sdk=..\\android-sdk-windows-1.5_r3
eclipse.preferences.version=1

com.android.ide.eclipse.adt.sdkの値として、AndroidSDKのディレクトリを相対パスで指定します。

com.android.ide.eclipse.ddms.prefs

adb.exeの場所を指定します。これも相対パスで指定します。
このファイルも「AndroidDev\workspace\.metadata\.plugins\org.eclipse.core.runtime\.settings」に置きます。

#Tue Sep 08 15:16:17 JST 2009
eclipse.preferences.version=1
com.android.ide.eclipse.ddms.adb=..\\android-sdk-windows-1.5_r3\\tools\\adb.exe

com.android.ide.eclipse.ddms.adbの値として、adb.exeファイルを相対パスで指定します。

作っては見たものの

ここまでのサイズは700MB近くになり、圧縮しないとCD-Rには焼けないサイズになってしまいました。
今回想定していた環境は、実習参加者が自前のPCを用意すると言うことなので、環境をコピーするツールなどは使えず、参加者がいちいち配布メディアから自分のPCにコピーして使える開発環境を用意する必要がありました。
オチとしては、結局のところこれを使う必要は無くなったのですが、今後の勉強会やハッカソンで有効活用していきたいですね。せっかくなので。

第3回オープンラボ岡山

いよいよ今週末です。
参加申し込みはこちらから↓
http://utage.org/enkai/menu.cgi?ENKAI_CODE=openlab20090912

               オープンラボ岡山
オープンラボ岡山とは、岡山周辺の技術者のための勉強会プラットフォームとして、
勉強会や読書会の場を提供するための組織です。勉強会や読書会を開催したい方、
参加したい方が簡単に集まることの出来る場にしたいと考えています。運営委員は
全員ボランティアで、それぞれが勉強会や読書会の主催者でもあります。興味のあ
る方は是非とも一緒にやりましょう。

■名称:    第3回 オープンラボ岡山

■参加申し込み方法
http://utage.org/enkai/menu.cgi?ENKAI_CODE=openlab20090912

■参加費:  1000円以下(参加者数によって変化します。)

■開催日時:
2009年9月12日(土曜日) 13:00〜17:00

■開催場所:
岡山市民会館 4階大会議室
http://www.okayama-shiminkaikan.com/

■主催:
オープンラボ岡山 実行委員会

■共催:
・岡山Javaユーザ会( http://java.okaya.ma/ )
・瀬戸内Linuxユーザ会( http://www.stlug.org/ )
・LinuxKernelHackJAPAN( http://hira-consulting.com/wiki )
・オープンセミナー@岡山実行委員会( http://openseminar.okaya.ma/ )
・日本PostgreSQLユーザ会 中国支部( http://www.postgresql.jp/ )

■懇親会:
岡山駅近辺で考えています。

                                                                                                                                          • -
■13:00頃〜13:20 20分程度 自己紹介タイム ■13:20頃〜14:00 40分程度 タイトル:Androidの概要(仮) 講師:重村浩二(日本Androidの会幹事/中国支部長) 概要:Androidについて(詳細未定) ■14:00頃〜14:50 50分程度 タイトル:ScalaからはじめるAndroidアプリ 講師:西本 圭佑 概要:ScalaからAndroidアプリを作成する手順、Scalaでの長所短所 ■15:00頃〜15:30 30分程度 タイトル:Ruby on iPhone 講師:moriq 概要:iPhoneアプリRubyで書けるよ。iphone-rubycocoaとRhodesを紹介する予定です。 ■15:30頃〜16:00 30分程度 タイトル:モバイル環境セキュリティの現状 講師:大垣 靖男 yohgaki@ohgaki.net 概要:モバイル環境のセキュリティの現状を解説します。 ■16:10頃〜残り時間 読書会 ・ガウディ本読書会(残り時間) 【発表者名】岡山読み会 【概要】「コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル」という本を読みます

iPhoneユーザの方がお金使ってくれる?いやいや。まさか

AndroidよりもiPhoneユーザーがダウンロード購入に積極的(ITPro)

によれば、

 有料アプリケーションの月平均ダウンロード本数は,Androidユーザーが1.0本,iPhoneユーザーが2.6本,iPod touchユーザーが2.0本。有料アプリケーションを月に1本以上ダウンロードするユーザーの割合は,Androidが19%,iPhoneが 50%,iPod touchが40%で,AndroidよりもiPhoneiPod touchユーザーの方が活発にダウンロードしていた。

と言うことらしいのですが、単純にダウンロードしたくなるほどのAndroidアプリが少ないからではないかとも思います。

アプリを開発する側としては、

アプリケーションの購入理由を尋ねたところ,「無料版で気に入ったから」という回答が最も多かった。

というのは参考になる。
自分で買うときも、実際に使えるアプリなのかが気になるしね。


FLASH BACK / capsule

関係ない分野の人と話をするのは良い

今日は、福祉関係の人と話をする機会がありました。
立場的にはケアマネージャになるのかな。

実際のところきつい職場環境であり、愚痴混じりでいろいろな話を聞かせていただきました。

ITというとうさんくさい話になるかもしれないと思ったのですが、好意的に(今より良くなればという思いで?)意見を交換できました。

まだまだITを使うことで社会の役に立てる分野はあるのだと強く思いました。

Mac OS X上のEclipseでAndroidのソースを見るには

EclipseからAndroidのソースを見るにはではWindowsでしたが、最近メインで使っているMac OS Xで同様のことをやる方法です。

と言っても、gitのインストールくらいしか違いはありません。

なので、gitのインストール方法についての説明になります。

Mac OS Xにgitをインストール

ソースからインストールするのが王道かと思いますが、git-osx-installerというインストーラが用意されていますので、ありがたく使わせていただきます。

最新(今日の時点で)の1.6.4をダウンロードします。dmg形式になっていますので、インストールは非常に簡単です。

Androidのソースを取得

gitをインストールしたら、Windowsの場合と同様に、適当な場所にcloneを作ります。
僕のMacでは、$HOME/Dev/Android以下にSDKなどを置いていますので、$HOME/Dev/Android/mydroidにcloneを作ることにします。

$ cd $HOME/Dev/Android
$ mkdir mydroid
$ cd mydroid
$ git clone git://android.git.kernel.org/platform/frameworks/base.git

ソースディレクトリにjavaのコードをコピー

SDKは「$HOME/Dev/Android/android-sdk-mac_x86-1.5_r3」に置いているので、$HOME/Dev/Android/mydroid/base/core以下のディレクトリを「$HOME/Dev/Android/android-sdk-mac_x86-1.5_r3/platforms/android-1.5/sources」にコピーしました。

Eclipseを起動

後は、Eclipseを起動して、適当なAndroidプロジェクトの「android.app.Activity」を選択して、右クリック-「Open Declaration」を選択すると、Activity.javaのソースが見えるはずです。