SkyBlueCanvasを入れてみる

さくらのレンタルサーバでいくつかのドメインを持っていると、ドメイン毎にCMSでサイトを作りたくなります。
一番安いものだとMySQLが一つだけなので、Webアプリケーションとかに使うとそれで終わりになってしまいます。
そこで、RDBを使わないCMSを探していたところ、SkyBlueCanvasというPHPでかかれたCMSを見つけました。
これは、設定情報などをXMLで管理します。

もともとCMSにがりがり書くという使い方は想定しておらず、日々のちょっとした情報などははてなダイアリーで書いていく予定。

さて、インストールですが、次のような手順で行いました。

  1. SkyBlueCanvasのサイトからZIP or tar+gz形式でダウンロード
  2. サーバにFTPでアップし、コンソールから独自ドメインのルートディレクトリに展開
  3. ファイルとディレクトリのパーミッションを755に設定(コンソールから展開したら大丈夫だと思います)
  4. htaccess.txtを.htaccessにリネーム
  5. .htaccessに「RewriteBase /」を追加 <= 独自ドメインのルートに展開する場合
  6. Webブラウザでアクセスし、必要な情報を設定

ただ、一つ問題があって、ページ自体には日本語が使えるのですが、設定情報(コンタクト担当者の名前など)に日本語を使うとエラーになってアクセスできなくなります。
これを回避するには、日本語対応(SkyBlueCanvas) で紹介されている修正をする必要があります。

修正と言っても、1カ所だけですので簡単です。

次のファイルの約160行目(バージョンによって異なるかもしれません)
/includes/xml.parser.php
を次のように修正します。

// $xml .= $indent.$k.'="'.htmlentities($v).'"';
$xml .= $indent.$k.'="'.htmlspecialchars($v).'"';

企業のサイトなど、それほど頻繁に情報を更新しないところでは使いやすいと思います。