NetBeansにAxis2の開発環境を作る
ここらでNetBeansに乗り換えることに決めたので、Axis2のサービス開発から使ってみることに。
※このエントリで紹介しているNetBeansのバージョンは6.5です
プラグインの一覧を見ると「Axis2サポート」と言う文字が。日本語に対応しているようです。
プラグインをインストールして、とりあえず6.1についての情報ですが、NetBeans IDE 上での Apache Axis2 Web サービスの作成を参考にサンプルを作ってみました。
おぉ、ここまでは簡単ですね。
では、デバッグは?というと使い慣れていないだけに迷ってしまいましたが、次のような手順で行います。
Tomcatの設定
「サービス」タブの「サーバー」一覧の中から「Tomcat」を選択し、右クリックメニューで「プロパティ」を選択します。
「起動」タブに「デバッガのトランスポート」があります。
ここで、
- 共有メモリー名
- ソケットポート
のどちらかを選択できるようになっています。
ここではとりあえず「共有メモリー名」を選択します。
ここで表示される名前を覚えておきます。
ダイアログを閉じて、サーバー一覧の中から「Tomcat」を選択し、右クリックメニューで「デバッグモードで起動」を選択します。
これでTomcatがデバッグモードで起動します。
デバッグ開始
あらかじめソースのどこかにブレークポイントを設定しておきます。
準備ができたら、メニューから「デバッグ」-「デバッガを接続」を選択します。
次の項目を設定/選択します。
- デバッガ:「Javaデバッガ(JPDA)」を選択します
- コネクタ:「SharedMemoryAttach(共有メモリでその他のVMに接続します。)」を選択します
- トランスポート:「dt_shmem」これは設定できません
- 名前:先ほどの共有メモリー名を設定します
- タイムアウト:タイムアウトをミリ秒で設定しますが、空欄でもかまいません
設定できたら「了解」ボタンを押下すると、接続されます。
これで、WebブラウザなどのSOAPクライアントから実行するとブレークポイントに止まるはず。
デバッグを終了するには、メニューの「デバッグ」-「デバッガセッションを終了」を選択すると、デバッガとの接続が終了します。
昔に比べると、だいぶ使いやすくなっていますね。
でもSOAPって流行って無いんですよね。。。